高齢になり噛む力(咀嚼力)や飲み込む力(嚥下力)が落ちてくると柔らかい介護食が必要になります。
私も噛む力が衰えた高齢の母のために介護食を作っていたのですが、他の家族の分の食事も作っているので、毎日介護食を作るのはとても大変でした。
それに柔らかく作ろうと思うと形も崩れやすく見た目も美味しくなさそうなので、あまり食べてくれない日もありました。
「苦労して作ってる割には食べてもらえない」
と悩んでいたときに知り合いから教えてもらったのが介護食の宅配サービスです。
試しに利用してみたら母に好評だったのでそれ以来続けています。
色々な宅配サービスがあり柔らかさや美味しさなどが違うので、食べる人の味の好みや噛む力に合ったものを選ぶことができます。
特に評判の良い介護食の宅配サービスを厳選して紹介するので参考にしてください。
かむ力・飲み込む力に合わせて3種類のやわらかさから選ぶことができます。
一番やわらかい「ムースやわらか」はスプーンや舌で簡単につぶせるほど。
管理栄養士がメニューの監修を行っているので、栄養面も心配なし。
高齢者の方が好みやすい薄い味付けで、美味しく食べられる。
和食・洋食・中華とメニューが豊富で飽きない。
送料無料のお試しセットがあるので、一度試してみるのがおすすめ。
価格 | 1食あたり722円~ |
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食事のタイプ | 介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 7食・14食・21食 |
注文間隔 | 毎週1回・2週間に1回・3週間に1回・毎月1回 |
全国の病院・福祉施設での食事サービス実績No.1の日清医療食品が提供する宅配サービス。
見た目や味などはそのままに、歯茎でつぶせるほどの柔らかさに仕上げています。
メニューは管理栄養士が作成しており、栄養のバランス面でも安心。
やわらかい介護食の他に制限食(糖質・塩分・カロリーなど)のメニューも豊富。
価格 | 1食あたり620円~ |
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食事のタイプ | 普通食、介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 7食 |
注文間隔 | 毎週・隔週・月1回 |
食材を柔らかくする酵素を利用することで、一般的な食事と変わらない見た目や味に仕上げています。
塩分・糖質・カロリーなどの制限食メニューも多く、放射能検査も毎週実施しているので健康や安全を気にする方に向いています。
1食あたりの価格が少し高いです。
価格 | 1食あたり828円~ |
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食事のタイプ | 普通食、介護食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 6・7・8・10・12・14食 |
注文間隔 | 毎週・隔週・月1回 |
冷凍食品の大手メーカー「ニチレイ」が提供する宅食サービス。 高い冷凍技術により、味はとても美味しく価格もお手頃。
栄養バランスをしっかり設計し、カロリー・塩分控えめなメニューを提供する「気くばり御膳」と、
その気くばり御膳の1品1品をやわらかく調理したのが「気くばり御膳やわらか」があります。
「気くばり御膳やわらか」は厚焼き卵やごはんと同じ程度の柔らかさに調理されています。 主菜だけでなく副菜もついているので、レンジでチンするだけですぐに食事ができます。
価格 | 1食あたり756円~ |
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食事のタイプ | 普通食、やわらか食、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 4食(お試し)・7食・8食 ※単品購入可 |
注文間隔 | 好きなタイミングで注文可能、定期(週1回7食ずつ)・かんたん定期(2週に1回7食ずつ)あり |
塩分制限食やたんぱく質制限食の他に普通食、やわらか仕上げで食べやすい「ソフト御膳(介護食)」があります。
ソフト御膳はさらに「やわらか食」と「ムース食」の2種類あり、咀嚼力・嚥下力に応じて選べます。
メニューは専門医が監修・管理栄養士が作成したメニューなので、栄養バランスがとれた食事をとることができます。
添加物・着色料・保存料は一切使用していないので安心。
価格 | 1食あたり668円 |
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食事のタイプ | 普通食、介護食(やわらか・ムース)、和食・洋食・中華 |
注文単位 | 4食・6食・7食 |
注文間隔 | 5日・7日・14日・21日・28日 |
高齢になり噛む力や飲み込む力が落ちてきて介護食でないと食べれないという方も多いです。
家族のために一般食と介護食を一度に作るのは、時間と手間がかかります。
また高齢の方が自分で柔らかい食事を作るのは体力的に辛いことも多いでしょう。
そのようなことから介護食の宅配サービスのニーズが高まり、提供する会社も増えているのです。
私も親のための介護食と、その他の家族のための食事を用意していたのですが、どちらも用意するとなるとそれだけで他のことができないくらい大変です。
「これ以上作り続けるのは無理かも」
と思っていたときに介護食の宅配サービスを知り、試しに利用してみることにしました。
そしたらそれを食べた母が
「美味しい美味しい」
と言っていつも以上に食べてくれたんです。
それからというもの介護食の宅配サービスを利用し続けています。
介護食の準備に費やしていた時間を別のことに使えるので生活がずいぶん楽になりました。
母の介護に割ける時間も増えたので利用して良かったです。
柔らかい介護食を作るのは大変ですし、栄養のバランスも考えなければなりません。
食事だけでなく介護もしなければならなかったりと時間が足りなくて悩んでいる方も多いです。
大変な思いをして介護食を作っても、美味しく作るのは難しいですよね。
それならプロの栄養士や医師が監修している、美味しくて栄養も考えられている宅配サービスを利用するのも1つの方法です。
介護食くらい自分で作ればと言う人もいますが、そんな人はどれだけ大変なのか分かってないので気にしなくて良し!
むしろ宅配サービスの介護食は食べやすくて美味しいと言う高齢者の方が多いのが実情です。
実際に利用する前にデメリットがないか調べたのでまとめておきます。
味の好みは人それぞれです。
1つの宅配サービスを利用してあまり美味しくないと感じたら、別のサービスを試して一番美味しいと思うものを選べば良いでしょう。
介護食の宅配サービスのメリットもまとめておきます。
歯茎で食べれる食事のレシピを探して、フードプロセッサーなどを利用して真似して作ってみたこともありますが、どうも上手く作れませんでした。自分で見てもあまり美味しくなさそう。
でも介護食の宅配サービスなら、歯茎で潰せるほど柔らかい食事でも形を保っていて美味しそうに見えます。実際食べても美味しいと好評でした。やっぱり料理って見た目も大切なんですよね。
また、調べたところ現在では介護食として刻み食にするのは良くないとされているようです。
冷凍食品と言うと悪いイメージをもつ方もいるかも知れませんが、現在では冷凍技術も上がっていて急速冷凍することで鮮度を保つことができるそうです。
まだ噛む力や飲み込む力が残っているうちは、ミキサー食や流動食ではなく形のあるものを食べさせたいと思っていたのですが、宅配サービスのおかげでその願いが叶いました。
噛まなくても食べられるレシピなら、介護食としてだけでなく虫歯で歯が痛い人や歯の治療中の人にも良さそうに思います。
そう言えば以前私も歯科矯正をしたことがあるのですが、始めた頃は器具が痛くて食べることが苦痛でした。そのころに柔らかい食事の宅配サービスをしっていたら利用していたと思います。
入れ歯が合わなくなった、入れ歯を無くしてしまったときなどは新しい入れ歯を作ると良いですが、すぐに出来るものではないですし、新しく作るのは嫌という方もいるでしょう。また歯槽膿漏のときなども考えられます。
そんなときは歯茎でも潰せる柔らかい食事にするという方法もありです。
介護食の宅配サービスの中には歯茎で潰せるくらい柔らかいものもあります。また柔らかさの段階を選べるものもあります。
柔らかさい介護食を作るときに、栄養のことを考えて作っていると美味しさがイマイチということもありますよね。
介護食の宅配サービスならプロが献立を考え、栄養のバランスだけでなく美味しさも満足できる仕上がりになっています。実際食べてみて美味しいと言って継続する人も多いそうです。
特に高齢になると栄養が不足している方もいるでしょうし、それが介護食となるとさらに食が進まなくなることも考えられます。そんなときには美味しさと栄養を考えて作られている介護食の宅配サービスがおすすめです。
鶏胸肉、塩麹肉を柔らかい食べ物柔らかい食材を使ったり、やわらかくしてくれる、麹です。ミキサーがあるのでしたら、茹でたカボチャやホウレンソウ、人参などと豆腐をなどを合わせて鍋でゆるく火を通して、おかゆと一緒に食べるのも美味しいですよ。高齢になって咀嚼力や嚥下力が落ちてくると肉料理を食べにくくなります。でも歯がなくても食べられるくらい柔らかい肉なら食べられることもあります。
80歳、90歳になっても肉を食べたいという方も多いと思います。肉は好きだけど食べられなくなってしまったという方には介護食の宅配サービスを試してみてはいかがでしょうか。カボチャや人参、ほうれん草などは柔らかくなるイメージがありますが、豚肉や鶏肉なども歯茎で潰せるほど柔らかく調理されているものもあります。